冬こそ雪の北海道

 

夕暮れの野付半島(脱輪の場所はここではありません)

脱輪!
北海道を走り出して四日目ぐらいにやってしまいました。
写真を撮ろうと路肩に寄せたら雪に隠れた溝があって左側前後共はまってしまった。
この溝がタイヤサイズとぴったりでハンドルもきれないので上がる気配なし。
夕暮れ時で車の通りは少ないがまず最初に地元のおばちゃんの車が来ました。
 
「あらら、やっちゃったね。地元の人ならそこに溝があるのはわかってるんだけどね」
 
次に止まってくれたのがスクールバス。
ロープを出して引っ張ってくれるがハンドルがきれないので前後に動くだけ。
そうこうしてるうちに五台ぐらいの車が止まりました。
その中の一台から男性が二人 スコップを持って降りてきた。
 
「いつもならいろんな道具積んでるんだけどね」
 
と言いながら雪を溝に投げ込み踏み固めて1メートルほど溝を埋めました。
あらためてスクールバスに引っ張ってもらうとあっけなく脱出。
助かった~!!! 
何度も礼を言いましたよ。
 
一時はここで野宿かと思った。
もう30分ほど時間が遅かったらほとんど車の通行がなくなる道だったからね。
 

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリで

鶴居村で朝から鶴の写真を撮ってたら、お腹がすいたのでお昼にしようと観察センターの食堂に入りました。
注文の品(といってもそんなにたいそうなメニューはありません、牛丼)を待ってるとなんやら関西弁が聞こえ老夫婦と孫らしき三人がやってきました。
 
「相席してもよろしいでしょうか?」
「あー、どうぞどうぞ」
 
話してみると大阪からの人でした。
孫が札幌の短大を出て農業が好きらしく、そのまま郊外の農場に就職してしまったらしい。
 
「ずっと北海道で仕事するの?」って聞いたら
「そのつもりはないんですけどねぇ」って。
 
車の運転が好きらしいが老夫婦に言わせると怖い運転をするらしくて周りの人からは止められてるとか。
「トラクターで飛ばしまわったらあかんよ」って言っておきました。
 
こんな所で関西弁を聞くとなんかほっとします。
 

 

美瑛にて

 
写真をたくさん撮りそうでメモリーの容量が心配になりだしたころ、美幌でカメラのキタムラを見つけたので買うことにしました。
SDカードとかはかなり安くなってるのにコンパクトフラッシュはなかなか値下がりしないんですよね。
陳列を見てたら名前も聞いたことがないメーカーですけど8ギガ4900円ってのがありました。
普通サンディスクのCFだと最低でも14000円です。
なにこれ~安すぎ~。
品質だいじょうぶかなと思いながら物は試しと買ってみました。
レジでまだ値引きしてくれて4600円ほどになりました。
今のところ問題なく使えてます。
一応「永久保証」とは書いてるが・・・
 

 

風連湖にて

道の駅でコーヒーを注文したら持って来た人がちょっと咳をしてたので、やばいなと思ってたら案の定うつされてました。
次の日から寒さとか頭痛はないんですけど咳が出だしました。
まったくもぅ~まだ旅の半分ぐらいなのに。
帰るまでそんなにひどくならなくて良かったですけどね。
 
道内の道の駅、ほとんど制覇したかも~~~
 

 

帯広にて

旅行中にチェーンを付けた車は一台も見かけませんでした。
幹線道路とか生活道路は除雪がしっかりしてるしそれ以外はほとんど封鎖のゲートをしてますしね。
封鎖してるような道は最低でも1メートル以上の雪が積もってるから車ではどだい無理です。
 
しかしスタッドレスの威力はすごかった。
人間が慎重に歩いても滑る凍結路でも、あの重い車が止まるんですからね。
一体どうなってるんだ。
チェーンなんかもう要らないかも。
 
道内走行距離 3.620km
 
アルバム「冬こそ雪の北海道」アップしました。

Memo

アーカイブ