どげんかせんと宮崎

海岸部から回るか山間部から回るかでずいぶん迷いました。(悩むほどの問題か)
結局はたいした理由もなく山間部から回ることに。
 
 

高千穂峡の真名井の滝

雲海の名所国見ヶ丘は高千穂峡から数キロ、車だとすぐの距離です。
私が行った13日は雲海と言うにはほど遠い状態、所々霧がかかってるって感じ。
この時期はこんなもんでしょうと自分を慰める。
後で聞くところによると17日にすごい雲海が出たって新聞に。
 
それにしてもここは夜明け前からけっこうの数の観光客が来てました。
さ~て霧は諦めて高千穂峡の写真でも撮りにいくか。
 

霧島神宮

さすがに広い。早朝でも散策ができるのがいいね。
京都だと拝観時間があるので早朝とか夕暮れの写真は無理。
早朝の神社なんか被写体が多くて好きなんだけどなぁ。
 
ところでチキン南蛮って食べた?
食べたことなかったんだけど、どこの店に行ってもメニューにあるので注文してみました。
いやぁ、あれは私の味覚には合わない。
チキンをタルタルソースで食べるって考えただけでも、う~ヤダ。
元々タルタルソースがそんなに好きじゃないし。
 

都井岬

野生馬の御崎馬のいる所です。
到着したのが三時頃で時間的に遅かったです。
午前中だと至近距離から見られるそうだけど、その丘へ行く道のゲートが四時に閉まるので諦めました。馬のためだけにもう一日は割けないしどうしようと思っていたら、丘の上に馬が数頭現れました。
う~ん、逆光だけどしょうがないか。パチリ!。
 
しかしここもすごく寂れてるよ。宿泊施設が一軒だけになってしまってる。
馬と灯台だけではしょうがないか。
 

青島

朝の六時でもうすでに観光客がちらほら橋を渡っています。
宮崎の海岸は東に面してるので朝日スポットの宝庫。
しかし悔しいかな一日に一箇所でしか撮れない。
 
そうそう、坂元の棚田ってのを見に行く途中で事故直後の現場に遭遇しました。
村の中の道を走っていて曲がり角を曲がった途端、目の前に前部を大破した車が道の真ん中に止まっています。
車にかけよってみると中でおばあさんが「痛い~!」ってうなってます。
たぶんハンドルで胸を打ってアバラが折れてると思う。
右腕には出血は少ないが20センチほどの切り傷が。
リクライニングがどうにか動いたので少し倒してじっとしてるように言いました。
 
そこまでしたころ近所から人々が集まりだしたのでほんと事故直後だったみたい。
一人のおばあさんが車の中を見るなり、
 
「テルちゃんじゃないか、どげんした 元気出せ! あんたはもう車運転したらあかん。息子に言って免許を取り上げてもらう!」とわめいてます。
車の中のおばあさんはうめきながら「う~ん、ブレーキとアクセルを間違えた。」だって。
 
聞いてみると、前にも事故を起こして入院して二日前に退院したところらしい。
もし私の車が数秒早くこの場所に来てたら、私の車に突っ込んでた?
先に路肩のコンクリートと勝負を済ましておいてくれて良かった。
そうこうしてるうちに救急車がやってきて運んで行きました。
 
はぁ~ 長編小説になりそうで心配した。
 

執念の国見ケ丘

帰りにかなり遠回りになるけどまた高千穂に寄りました。
そう、雲海のリベンジです!
しか~しやっぱり部分的に霧が漂ってるだけ。
そろそろ日の出の時間となりほとんどのカメラマンが諦めて帰ってしまった。
私もカメラを片付けて名残惜しそうにぼけ~っとしてると、
 
ん? なぬ? え? ちょっと様子が・・・ お~~!
 
太陽が昇るにつれて光芒が出現しました。
そばにいた観光客が「ある意味、雲海よりこれのほうが幻想的ね!」
声には出さないがその言葉に激しく同意。
 
走行距離 3.820km
 
アルバム「どげんかせんと宮崎」アップしました。

Memo

アーカイブ