道路封鎖が残念冬の福島

 
 

時期が遅かった?

前回と同じく福島の最初のインター、白河で降りました。家から820km。
今回ナビは東京経由を指図、首都高を走るのは嫌だけどナビ通りに。
 
インターを降りると ん? 雪がないぞ。
ガソリンを入れるついでにスタンドの人に聞くと、ここしばらく暖かかったので溶けてしまいましただって。只見とか磐梯とか県境の方に行くとまだまだたくさんありますと教えてもらったので只見からスタート。
奥只見湖への道はまだまだ閉鎖でした。
もちろん尾瀬への道も。
 

またまたやってしまった!

上の写真の小野川湖での出来事。この湖は全面凍結じゃなくて岸辺だけ凍結。
足跡が残っていたので被写体探しに私も歩いてみました。
私が歩き始めたのが午後でちょっと氷がゆるんできてるので気をつけて歩いていたんですけどね。
 
その時は突然にやってきました。
いきなり氷が割れて床が抜けたように湖にドボン。
幸い深さが胸ぐらいだったので這い上がれたけど、手を着くたびに三回ぐらい氷が割れて一瞬やばいなと思った。
手に持っていた三脚に付けたカメラは氷の上に残っていたので大丈夫だったけど、肩にかけていた7D+70-200mmが水没。
たぶん10秒は水に浸かっていたと思う。レンズの中に水が貯まっていた。
先日、キタムラでⅡに買い換えるために70-200Ⅰの下取りの見積もりまで出してもらってたのに・・・。まさか、まさかの水没とは!
 

釣りガール

山ガールに続いて今年は釣りガールがブームになるそうです。
写真は秋元湖ですけど桧原湖のほうはすごい数のテントです。
景色のいい有料道路が全部閉鎖なので行く場所がそんなになくて、桧原湖周辺の狭い範囲で合計六日間も過ごしてしまった。
 
前半の一週間は絶好の天気で日焼けで真っ黒け。
その代わり後半の一週間は強風あり吹雪ありの天気。
天気がいいと太陽がない時間帯でも発色が全然違うね。
ブルー系統の写真の量産になってしまいました。
 

雪の大内宿

この日は朝からずっと雪で時たま薄日が差すような天気。
裏山の定番の位置で雪が小降りになるのを待っていると、一瞬だけスポットライトで照らされたような光の状態になりました。ラッキー。
 
この時期、観光客はそんなに多くないですけどたまたまクラブツーリズムのバスが到着した後だったので次から次へと人が登ってきます。
案の定シャッター押しを頼まれてしまう。
手前の電線が惜しいなぁ。
 

もっと謙虚にジジババカメラマン(自戒を込めて)
夕暮れ前に被写体を求めて曽原湖付近を走っていると、20人ぐらいの年配者のカメラマンが三脚を立てて何やら待ってます。
何かいい被写体でもあるのかなと思い車から降りて一人の男性に、「何を待ってるんですか?」と聞きました。
すると返事もしないで完全に無視されました。 
ムカッ! まぁ、いいか。
最近のジジィは注意するとすぐに切れるから始末に悪い。
定年前にはそこそこのポストに着き周りからちやほやされるのでワガママになり、退職後もその感覚が抜けずに非常識な人間になってしまうんだろうね。
 
で、他の人の会話で夕陽を待ってるいるのがわかりました。
どうやらペンションのオーナーがカメラマンの宿泊客の団体を穴場の撮影スポットに案内するツアーみたいです。
この場所はと言うとやはり穴場でどうみてもメジャーにはなれない景色でした。
最大の楽しみの被写体探しを放棄して、他人に用意してもらった被写体を団体で同じアングルから撮ってそれで満足なのかなぁ。
【注:ちなみに上の写真は夜明けの桧原湖で、この話には関係ない場所です。】
 
走行距離 3.898km
 
アルバム「 道路封鎖が残念冬の福島」アップしました。

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