秋田の秋はもう飽きた?

紅葉を待っていたら前回の旅からずいぶんと間が空いてしまった。
 
 

栗駒山

紅葉にはちょっと早くて平地は全然だったので、少しでも時間稼ぎにと思って最初は山を目指しました。この山は岩手、秋田、宮城の三県にまたがっています。
駐車場がちょうど岩手と秋田の県境あたりで、ほんの数十メートルの違いで岩手側の登山口から登って行きました。
山頂まで3.7キロの急坂が続いて、いやぁきつかった。
 
山頂に着くとすごい数の登山者。
え~こんなにたくさんの人が登ってた気配はないぞ。と宮城側を見ると石畳が敷かれた歩きやすい登山道でぞくぞくと登ってくる人の列。
今回は疲労度と景色の良さは正比例。特に山頂から宮城県側の紅葉は赤一色。
山の紅葉でこんなに赤が多いのは初めて見た。空気がもやってたのがつくづく残念。
 

八幡平

栗駒の観光客が「今、八幡平が真っ盛りですよ」って教えたくれたので、栗駒の後は一気に八幡平へ行くことにしました。
栗駒は赤がメインだけどこちらは黄色が多いかな。
アスピーテライン沿いは木々が点在してる部分もあって、これはこれで被写体として面白い。
樹海ライン沿いは真っ盛りだったけど、字のごとく道路両脇の樹海を走りながら目前で楽しむだけ。葉が傷んでるのでアップで撮れません。
今年は例年より早く初雪が降るほど冷えた時もあったが、その後また暖かい日が続いたのでかなり葉が傷んでいます。
 

鳥海山で

八幡平の後は鳥海山。紅葉の追っかけで無茶苦茶な走り方をしてます。
帰るまでには平地の紅葉はどうも期待できそうにない。
五合目にあたる竜ヶ原湿原の駐車場(ここまでは車で行けます)に到着。
ここから山を見上げてみると、前日に山頂にだけかすかに雪が降ったみたいです。
もう少し降っていれば紅葉と雪のいい景色が見れたんだけどなぁ。
紅葉状態は落葉盛んって感じでした。
 
登山道の入り口なんかで「熊出没注意!」の看板をよく見かけるけど、普通はその後に続く言葉は「熊の目撃情報あり」ぐらい。
他の湿原でだけど初めて「ここでは頻繁に熊が目撃されています」って看板を見た。
この”頻繁に”の一言でかなりインパクトがあってびびってしまった。
 

大川目川(おおかわめがわ)渓流

青森県境近くです。五色湖から田代岳の登山口まで渓流に変化があり楽しめます。
後半の一週間はずっと天気が悪くてこの日も朝からずっと小雨が降ったり止んだりの天気。
快晴よりはいいですけどね。
レンズに雨が一滴付いているのを知らずに撮ってしまっていた。
 
田代岳の九合目に高層湿原があるので登りはじめたんだけど、迷子になりそうな道が続いてるし時間もかかりそうなので四合目で引き返した。
ここの登山道はきっちり一合目から歩き。
普通、三合目とか五合目まで車で行けない?
富士山でも五合目からのスタートだぞ。
 

鳴子峡

前回は完全に落葉後で惜しい思いをしたので、秋田じゃないけど帰りに寄ってみました。
鳴子へは湯沢から仙秋ライン(国道108号)で行くんだけど、この道路沿いの紅葉もすごそうだ。
 
鳴子に着くと紅葉はほんの少し早かったみたいです。
鳴子峡遊歩道は地震の崖崩れで回顧橋で通行止め。
代わりに大深沢遊歩道をのんびり一周してやっと帰る気に。
走行距離 4.533km
 
アルバム「秋田の秋はもう飽きた?」アップしました。

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