降りも降ったり青い森

雪の季節、新緑の季節、で今回の秋とシーズンを変えて三回目の青森。
夏は苦手なのでこれが青森への最後の旅になるかも。 
 

銚子大滝。新緑の時とまったく同じ場所から。

秋の奥入瀬はどうよ!
早朝に十和田湖を撮って奥入瀬に到着したのが十時前。
銚子大滝からスタートしたがすでに観光客でいっぱい。人の流れが途絶えそうにないので先に蔦沼に行って、翌朝あらためて来ることにしました。
翌日回ってみて人が言うほど奥入瀬の秋は綺麗じゃないなと感じた。
ぱっと見て紅葉しているのは木々の高い部分ばかり。川面あたりの低い部分はあんまり色づかないので、水の流れと紅葉をセットで撮れる場面を探すのは難しい。
 
それとこれは一年を通じて言える事だけど、いたるところで流木が岩にひっかかって朽ち果てている。こういうのは原則取り除かないのだろうか。
岩があって流れの雰囲気がいい所に限ってこんな感じだ。
オッ!いいなと思ってもシャッター押すのをやめてしまう。残念。
 

城ヶ倉渓谷

高さが122mある城ヶ倉大橋の上からの風景です。
なんとか日暮れ前に到着。いやぁ圧巻の景色でした。
遊歩道もあったんですけど危険とかで現在閉鎖中でした。
橋の両脇に駐車場があって橋の上からの見物になります。
橋の真ん中にたどり着いた時にちょうど日没だったけど天気が悪くて太陽は雲の中。
今回、丸一日晴れの日はあったんだろうか。
 

暗門の滝への道

前回は崖崩れで通行不可、実際に行ってみたら崖崩れのたくさんの岩が遊歩道を塞いでしまっていたので納得。
今回は異常増水で通行不可のお知らせ。とうぶん青森には来ないからぜひ行ってみたいな。
よし、行ける所まで行ってみようってことでスタート。
駐車場やレストランのあるアクアグリーンビレッジANMONから最終の「一の滝」までは片道一時間。
二・三箇所ほど川の流れが木道の上に溢れている部分があったけどどうにか最後まで行けました。
ネット検索では暗門の滝への道は険しいとか書いているのでびびったけど、全然そんなことはなくてわりと歩きやすくこれなら楽勝ですよ。
ほとんど人がいなくてのんびり行けた。
 

早朝の岩木山

山頂にはもう雪が積もっています。
この時期の青森の旅では冬季道路閉鎖に注意が必要。
岩木山スカイラインの営業は11月4日まで。(山頂の天候状態によっても閉鎖になることがある)
深浦とANMON間の白神ラインは11月14日まで。
十二湖へのアクセス道路は11月末まで。(閉鎖になってもどうにか歩いて行ける距離です)
むつ市が見渡せる釜臥山展望台への道路は11月3日まで。(ここから恐山の宇曽利山湖を見たかったが一日違いでだめでした)
 

薬研(やげん)渓流

朝一番に薬研渓流を撮ってもっと他に被写体ないかなと渓流沿いに車で下って行きました。
光の具合が良さそうな所が目に入ったので、道路そばの小さな駐車場に車を置き川面に降りて撮っていました。
しばらくすると一人の男性が熊よけの鈴を鳴らしながらやってきて、私の車のナンバーを見たらしく「兵庫県からですか! なんでこの場所知ってるの?」って聞いてきた。
ん~なんでと言われてもいつも勘で探すから返事に困る。
 
話してみるとこの人はここに半年ぐらい通っていて、いいなと思える写真はまだ二枚しか撮れてないそうです。
マイナーな場所らしくてほとんど人は来ないそうな。
しばらく写真談義をして「熊が出るから気をつけてね。」と言い残して去っていきました。
太陽が低いうちにこっちに来れば良かった。
 
走行距離 4.388km
 
アルバム「降りも降ったり青い森」アップしました。

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