岐阜の桜前線はゆっくり

山梨は四月いっぱいまで通行止めの渓谷が多そうなので、急遽予定変更して岐阜にしました。
桜にはちょっと遅いかなと思ってたけどちょうど見頃でした。
県北部の標高の高い所だと東北並みに五月上旬に見頃を迎える場所もあるぐらい
 
 

本巣市の「根尾谷淡墨桜」

この桜と福島の「三春滝桜」、山梨の「山高神代桜」が日本三大桜と呼ばれています。
ここは背景になる山が低いので桜全体を撮ろうとするとどうしても空が入ってしまうので、曇天なんかだと空の色に引っ張られて桜の綺麗な色が出にくい。
ライトアップが昨日から始まったそうでラッキーでした。
ライトアップの時間帯でも空の色が残る時間帯と、空も真っ黒で桜だけを浮かび上がらせる時間帯どちらがいいのかな。
この写真の二日後が満開だったそうです。
 

日本一滝の多い町 小坂
写真は三ツ滝なんだけど根尾の滝まで行ってきました。
根尾の滝は片道1時間のアップダウンのきつい道です。駐車場からすぐに急な下り坂のつづら折(16折)。
ひぇ~、帰りにこの坂登れるだろうかと思うぐらいの坂。
労力のわりには落差があるだけの単純な滝でした。
地元の人の話ではこの滝でさえ初級クラス。
中級・上級クラスの滝は入林許可が必要だし10日前までにガイドの予約が必要だって。
千畳の滝ってのを見たかったんだけどね。
詳しくは「 小坂の滝めぐり」で。
 

3回目の白川郷

岐阜は広いので半月で回りきれるかどうか心配だったので白川郷には行かないつもりだったんだけどね。
夕方に到着したけどそのころから雪が降り始めました。
サマータイヤに替えていたので心配だったけど道に積もるほどの雪じゃなかった。
夜間だけだったけど二日連続の雪です。
定番の城山城址展望台からも撮ったけど、この写真は白山スーパー林道に向かう道の途中からです。
白山スーパー林道は5月いっぱいまで冬季閉鎖です。
ついでに五箇山の菅沼合掌集落にも行ってきたけど、あすこはもう富山だった。
 

桜が長く楽しめる岐阜

調べてみたら下呂市だけでも南北の標高差が2.800メートルあるので一ヶ月間楽しめるって。
下呂市は桜並木は少ないけれど郊外をちょっと走るだけでお寺や道端の立派な枝垂桜が目に飛び込んできます。
 
その中の一つ、浄福寺ってお寺で写真を撮っていた時のことです。
この日は風があってなかなか枝の揺れが止まりません。
風が止むのを待っているとお寺の隣家の人がやって来た。
「枝垂桜の苗木あげましょうか?」と言って30センチぐらいの苗木四本をビニール袋に入れてくれました。
帰ってさっそく植え替えたけど死ぬまでに開花を見る事ができるだろうか。
 

御母衣湖(みぼろこ)

もし雪が降っていなかったら殺風景な景色なので一枚も写してないかも。
中途半端な雪で惜しい景色だけど。
地形が複雑で被写体になりそうな場所が多かったから、完全に雪に覆われる冬にもう一度来てみたい。
この御母衣湖畔に「荘川桜」があります。
1960年に御母衣ダムに水没する運命だった二本の桜の巨木を移植したそうです。
例年五月の初めぐらいに満開だとか。さすがに寒い。
 
走行距離 2.977km
 
アルバム「 岐阜の桜前線はゆっくり」アップしました。

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