岩手の秋は最悪のパターン

 

八幡平からの夜明け風景

スタートはとりあえず八幡平へ

八幡平アスピーテラインの入り口にたどり着くと電光掲示板に「積雪のために当面の間通行止め」って。「え~~~、当面っていつまで? どうしよう。」付近でも撮影して明日一日様子を見てみることに。
 
翌日電光掲示板に「本日12時から通行可」って。 「ホッ!」
しか~し、紅葉の様子がおかしいぞ、全然色づいてない。
地元の人も「なんか今年は変。一週間ほど朝晩の冷え込みが続けばすぐに色づくだろうけど。」
でも一度雪をかぶってしまっているからあまりいい紅葉にはならないだろうな。
平地でもすでに落葉盛んって感じなのに一体どうなってるんだ。
あきらめて他を回ろう。
 

田瀬湖

前回冬に行った時は2mぐらい水位が高かった。手前の草も雪に覆われて風景がシンプルで良かった。
ちょっと水位が違うだけでがらりと景色が変わる。
確かこのあたりで撮ったはずなんだけど違ったかなぁ、あ~やっぱりここだ!と記憶が蘇るのに多少時間がかかる。
この近くに景色のいい所があったので細い道を入っていくと個人宅専用の道だった。
敷地内でUターンしていたら家人と出会ってしまった。
「何か御用ですか?」と聞かれたので、「景色が綺麗で写真を撮ろうと思いまして」と言うと
「あ~、その辺に車停めておいていいですよ」だって。
 

折爪岳展望台から

今回は高い所からの写真が多い。
背後はすごい雲海が発生してたんだけど、テレビ塔やら高い樹木が邪魔で写真にならなかった。
地平線あたりに雲が多くて日の出が不発に終わったので雲海が見渡せる場所を探すことにしました。
なかなか見つからなくてやっと見つけたオートキャンプ場の「織姫の丘展望台」にたどり着いたころには雲海は薄くなってしまっていた。
「アーアッ!」(ため息)
 

入畑ダム

まるでミニチュア。
タイトルの「最悪」は紅葉の状態もさることながら天気も最悪。
この日は久しぶりにまずまずの天気。
全日程のうちまったく雨が降らなかった日は五日ほどしかなかったんじゃないかな。
テレビを見ていたら秋田、岩手あたりに絶えず雨雲が発生していたみたい。
期待していた錦秋湖も雨とモヤでほとんどの写真が削除。
これで風があるとまず写真にならない。特に広角だとフードが浅いのですぐにレンズに水滴が付いてしまう。
 

北山崎の断崖

北山崎といえばこの位置からの写真が多くて、前回もここから撮ったので違うアングルで撮りたいと思い海辺まで降りることにしました。
これは望遠で撮ってるので海面が近くに見えるけど実際はかなり高所からの撮影です。
一応ちゃんとした階段があるんですけど20mほど降りるとその先は崖崩れで見事になくなっていて残念ながら諦めました。
テレビ小説「あまちゃん」のロケ地の小袖海岸はここから二・三十キロの所です。
(と言いながら一度も番組を見たことがない。)
観光客が多すぎて土日祝日は一般車乗り入れ禁止。シャトルバスでないと行けないという大変な事になっていました。
私は前回行ったのでパス。
 
走行距離 4.872km
 
アルバム「岩手の秋は最悪のパターン」アップしました。

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