久しぶりの北海道


小国峠から松見大橋方面の夜明け前の風景 

旅が一年以上空いてしまった。!

新日本海フェリー(舞鶴-小樽)
乗用車航走運賃に運転手一人分の運賃が含まれます。前回乗った時はアップグレード無しだと雑魚寝の部屋だったんですけど、仕切りをしてプライベートが保たれる部屋に変わっていました。
この時期は閑散期なので特に乗客が少なくて(観光目的の人はたぶん十人もいなかったと思う)部屋はがらがら。ハイシーズンの時だとレストランはメニューもそこそこあるけど乗客がほとんどいない状態なので朝食なんかも貧相な定食があるだけ。
かなり沖合いを航行するのでネットももちろん繋がらないから時間をつぶすのに苦労します。ちなみに北行き(舞鶴→小樽)は約20時間、南行き(小樽→舞鶴)は約22時間。(潮の流れの影響)
 

タウシュベツ川橋梁

橋に向かう林道が封鎖(冬季だけじゃなくて通年)されていました。どうやら最後に北海道に行った年に封鎖されたみたいです。
徒歩の場合はいいらしいが約4km片道一時間だ。雪道だからもっとかかるか。それにここは熊の出没が多い場所なので諦めて車を走らせていると路肩に車がたくさん止まっている場所に到着。
車を降りて川に向かって行くと全面凍結した川の上で釣りをしているテントがたくさん並んでいた。おぅ、この川を歩いて橋まで行けるじゃないか、熊の心配もないし。
 

朝もやのかかる川。

釧路湿原の奥のほうにあるクチョロ原野を流れる釧路川です。
一部この川沿いを走る道道1060号クチョロ原野塘路線。以前走った時は内臓の位置が変わるかと思うぐらいの悪路だったがいまだに未舗装ながらだいぶん平坦になっていた。
片道走るだけで気分が悪くなります。
でも釧路湿原の展望台を効率よく回るにはどうしても走らないといけないし、時間帯によっても展望台を変えるので行くとたいてい二往復してしまいますけど。
しかし釧路湿原の展望台って前の木が育ったりしてほとんど展望が良くない。
 

流氷砕氷船 ガリンコ号Ⅱ

紋別港に着くと流氷船の看板が目に入った。
オッ 乗ってみるか。
受付カウンターに行くと次の便は団体が四つも入っていて満席でダメらしい。
次の次の便となるとかなり待たないといけないので、「一人だけですけどなんとかなりませんか?」と言うとあっさりとOKが出ました。
後で調べると朝の6時に「サンライズクルーズ」、夕方の4時10分に「サンセットクルーズ」ってのがあった。う~ん、時間の都合をつけてどっちかに乗れば良かった。
 

2月7日。

六日の夕暮れに道の駅「知床・らうす」に到着。
さぁ~て明日の夜明けはどこから撮ろうかなとナビで調べると道の駅の裏手の小高い山に「羅臼国後展望塔」ってのがありました。
オッ!近くだ。よしここに決めた。
翌朝未明、車で登れる場所なのですぐに到着。カメラをセットして夜明け40分前ぐらいから時折シャッターを切っていました。
そろそろ夜明けだと思っていたら30人ぐらいの人がぞくぞくとやってきていきなり背後で「北方領土を返せ~!」のシュプレヒコールを数回。
エッ、エッ、何?、何?。
後で調べたら2月7日は「北方領土の日」でした。
写真は夜明け前のブルー系から日の出直後の赤味が出てきた時です。この後すぐに赤味も消え、刻々と色が変わっていきます。
 
走行距離 5.096km
 
アルバム「久しぶりの北海道」アップしました。

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