雪、雪、雪の秋田から生還

やはり美味しい景色の所はほとんど道路閉鎖。天気のいい日はあったんだろうか。
 
 

男鹿半島の寒風山から

山頂の回転展望台まであと二・三百メートルというところで雪の吹き溜まりができて通行不可。
カメラかついで登りました。
名前のとおり風がむちゃくちゃ強くて三脚がビリビリ震えてなかなかシャッターが押せません。
海の向こうに見えるのが秋田・山形の県境にある鳥海山。意外と近くに見える。
 
男鹿半島の先っぽに入道崎って所があります。
そこに土産物店兼食堂が数軒並んでるんだけど、この時期で平日ということもあり観光客もほとんどないので一軒だけ開店していました。
ちょうどお昼だったのでその一軒に入りマグロ丼を注文。
出てきたマグロ丼に乗っていたのは大トロ。(メニューの写真は普通の赤身)
店主曰く。「赤身が品切れで赤字だけどトロを使いました。」だって。
噛まなくても溶けてしまいそうなぐらい美味しかった。ムフフ。
 

竹うち

美郷町六郷地区で5日間(2/11~15)続くカマクラ行事の最後にある祭り。
竹うち祭りのことは知らなくて涌水を撮るつもりで六郷に来たけど町の雰囲気がなんか祭りっぽい。
涌水を午前中に撮り終わって観光協会に行ってみると祭りのポスターが貼っていました。
竹うちが始まるのは夜の八時なのでどうしようかなと思ったけど、ちょうどこの日に来てしまいせっかくなので見て行くことにしました。
 
祭りは北軍、南軍に分かれて5mの青竹で叩きあいます。
観光協会の人は会場は明るいと言ってたけど、ほぼ、どんど焼きだけの明るさなので写真には厳しい。
ISO 6400でやっとSS 1/100でした。
 

秋田内陸線

角館-鷹巣間100km弱を走っています。
雪景色が良く似合う路線で今回の旅では一番のお気に入り。
列車内からの風景も良さそうで阿仁マタギ~阿仁合間(8駅)を列車で往復してみました。
旅先で列車に乗るのは初めて。車で来てるからどうしても往復しないといけないからね。
景色のいい渓谷の鉄橋の上なんかでは止まってくれます。
沿線から写真を撮っている時でも運転手が気づけば列車のスピードを落としてくれたような気がする。
時刻表をもらえるので列車を撮る時無駄に時間過ごさなくていいですよ。
列車内には女性車掌が乗っていてとてもサービス精神旺盛、また乗ってみようかなという気にさせます。
経営は厳しそうだけどなんとか存続してほしい路線です。
 

横手のかまくら

横手駅近くの数ヵ所の地区で催されていて全部歩いて行ける距離ですけどシャトルバスも走っています。
二葉町のかまくら通りが昔ながらの風情を残していて観光客も多くなく落ち着いて見ることができます。
かまくらに入ると甘酒や餅をふるまってくれるんですけど、通りがかりの人に中に入ってもらう事がそのかまくらを作った家の人たちの喜びになるんでしょうね。
中で楽しそうな子供たちとはうらはらに、外では母親が我が家のかまくらには人が入ってくれているかどうかを心配そうに見ています。
 

必ず寄ってしまう元滝

ここは一年中いつ行っても同じ景色だ。秋に行ってもこのグリーンだし。
さすがに秋田の冬は雪が多くて今回は渓谷とか湿原と名の付く所はすべて通行止めで行くことができなかった。
国道でさえこの先通り抜けできませんってのがあった。
そのお陰?で普段はほとんど撮らない列車や祭りを撮ることができたのでこれはこれで良かったのかも。
 
今回の旅で冬の東北六県はすべて行くことができました。
さて来年の雪景色はどこにしようか。
 
走行距離 4.937km
 
アルバム「 雪、雪、雪の秋田から生還」アップしました。

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